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サプリメントによる栄養の弊害について

本記事は、サプリメントによる栄養摂取の弊害についてお伝えしていきます。

一般的に、足りない栄養分はサプリメントで補おう
と摂取したことはありますか?

現代では、加工食品や添加物を多く摂取するようになったり、
そもそもの食材に含まれている栄養分が減少したり(農薬などに含まれる添加物問題)と
1日の摂取目安よりも栄養不足に陥っている傾向があります。

とくに、ビタミン(ビタミンC、葉酸など)・ミネラル(カルシウム、鉄など)など
サプリメントで補っている方は多いのではないでしょうか。

ここで、一つ疑問を持っていただきたいのが
サプリメントは身体にいいものなのでしょうか。

サプリメントの利用効果

サプリメントは健康の維持増進のために、特定の成分を詰め込み、錠剤やカプセル状にしたものです。

利用目的としては

  • 健康増進
  • 病気予防
  • 栄養分の補給、強化
  • 美容
  • ダイエット

などが考えられます。

サプリメントの利用は年々増加傾向があり、
最近では約3割の人が毎日サプリメントを利用している状況になっているそうです。

サプリメントのような健康食品を摂取している人の割合(入院治療を受けている人を除く。以下の項目はすべて同様)は、男性21.7%、女性28.3%で女性が高く、年齢階級別では、男性は60~69歳が28.1%で最多、女性は50~59歳が37.6%で最多だった

厚生労働省 2019「国民生活基礎調査」

「健康の保持増進に役立つ」「天然成分だから安全」と記載されているサプリメントでも
アレルギー症状や医薬品との相互作用を起こすものがあったり、過剰摂取で健康損害する可能性もあります。

サプリメントは薬ではありません。

本来であれば、食材から摂取できる栄養成分のため
サプリメントで補う意識よりも、多くの食材を食事で取り入れることを意識するほうがいいです。

サプリメントvs食材

サプリメントの中でも、ビタミン、マルチビタミンを摂取している人が多くみられます。

2018年に発表された研究結果では、
心臓病や脳卒中の予防、健康に役立つと考えられている
マルチビタミンのサプリメントについて、新たな調査が行われ、「病気予防に効果がない」どころか、そもそも健康に一切寄与するものではなく、悪影響も報告されなかったが、これといった好影響ももたらさないよい影響もないことが判明しました。

天然の栄養と人工の栄養とでは、どちらのほうが身体に好影響なのでしょうか。

多くの人が「天然の栄養」と答えると思いますが、
実際の生活では、人工の栄養を重視している人が多いのが現実問題です。

2011年に発表された臨床試験の結果では
天然のブロッコリースプラウト(ブロッコリーの芽)を食べるのと、
同僚の成分を含むカプセル状のブロッコリーサプリメントを摂取するのでは
血液や尿に含まれるポリフェノールの量が4倍になった。

(ダイエットの科学の本 P290参照)

他にも、ビタミンCやビタミンDに関しても同じような研究結果が得られています。

本物の食品を選ぶことによって
ビタミン、ミネラルだけでなく、酵素や腸内細菌など身体にプラスの栄養を同時に摂取することができます。

食材には、ビタミン単体のみで含まれていることはありません。

人工の添加ビタミンよりも、天然の食材のほうが、
身体にいい影響があるということを、ぜひとも本記事から伝わってほしいです。

まとめ

サプリメントは、人工的に作られている栄養補助成分であるということが
本記事で伝われば嬉しいです。

時間の効率や仕事や習慣による食事の偏りで、
サプリメントで補助することも健康への一つの方法ですが
サプリメントを摂取して栄養を補った場合より、食生活を見直したほうが
より有意義に健康状態を維持することができるようになっていると
様々な論文・本から得られた情報です。

食材は、優位に含まれる栄養素に焦点をあてて考えられがちですが
マルチビタミンのように、様々な栄養素を含んでいるものもあります。

バランスの取れた食材を摂取できるように、食事を見直すことが
健康への近道です(^^)

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