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MCTオイルは痩せる?痩せない理由は?

「ダイエットに良いと聞いてMCTオイルを始めたのに、全然痩せない…」
そんな悩みをお持ちではありませんか?

実は、MCTオイルは「ただ摂るだけ」では効果は感じにくく、
通常の油と何が違うのか、どのように摂ると効果的なのかは意外と知られていません。
この記事では、MCTオイルで痩せない理由と効果を出すための活用法について解説していきます。

MCTオイルで痩せない理由

MCTとは「Medium Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸トリグリセリド)」の略称で、中鎖脂肪酸のみで構成されており、主にココナッツオイルやパーム核油から中鎖脂肪酸を抽出・精製して作られる天然由来のオイルです。

一般的なオイルと比べて、
*消化・吸収が速く
*肝臓でスッとエネルギーになる  という特徴があります。
そのため「脂肪になりにくい」「エネルギー消費が高まる」効果が期待できることから
ダイエットに取り入れている人も多く見られます。

しかし、以下の落とし穴にハマっている場合、なかなか効果を実感できていないのかもしれません。

① 単純にカロリーオーバーしている

MCTオイルも「脂質」で、1gあたり約9kcalあります。

普段の食事にプラスするだけでは、摂取カロリーが増えるだけになってしまいます
今使っている油をMCTオイルに「置き換える」のが基本です。

② 糖質制限が不十分

MCTオイルの最大のメリットは、脂肪燃焼を助ける「ケトン体」を生成しやすくすることです。
ケトン体による脂肪代謝の促進し、満腹感の維持による食欲コントロールの効果もありますが、いずれも「食事管理や運動の補助」としての働きです。
糖質(白米、パン、スイーツなど)をたっぷり摂っていると、
体は糖質を優先的に燃焼するため、MCTオイルを摂っても脂肪燃焼モードに切り替わりません。

糖質を完全に断つ必要はなく、通常の糖質摂取を半分に抑え、
MCTオイルを追加することで、比較的ケトン体を作りやすくなります。

③ 加熱してしまっている

MCTオイルは沸点が低く、加熱すると煙が出たり、成分が変質したりします。
炒め物や揚げ物に使ってしまうと、本来の効果が得られないだけでなく、風味が損なわれる原因になります。

④ 摂取量が少なすぎる、または多すぎる

少なすぎる: 代謝への影響が出るレベルに達していない。
多すぎる: 胃腸がびっくりして下痢を起こしたり、過剰なカロリー摂取になったりする。

MCTオイル“痩せやすさ”を高めるポイント

MCTオイルの「痩せやすさ」をさらに引き出すためには、
単に摂るだけでなく、「タイミング」「組み合わせ」「質」の3点にこだわることが重要です。

MCTオイルは単体では痩せません。
ダイエットのためには、ざっくりでもいいので摂取カロリーの計算し、MCTオイルは 「補助」として使う ことが大切です。

また、MCTオイルはエネルギー供給を助け、運動中の脂肪燃焼をサポートすると効果があるため、
運動と合わせることでより効果を感じやすくなります!

◇タイミング◇
MCTオイルは摂取後、約1.5〜3時間でエネルギー(ケトン体)生成のピークを迎えます。
これを逆算して活用するのが賢い方法です。

朝一番(朝食時):朝に摂ることで、睡眠中に空っぽになったエネルギーを素早く補給し、1日の代謝を底上げします。コーヒーに混ぜる「バターコーヒー(完全無欠コーヒー)」は、空腹感を抑えつつ集中力を高める定番の手法です。

運動の30〜60分前:脂肪燃焼効率を最大化したいなら、有酸素運動の前がベストです。素早くエネルギーに変わるため、スタミナが持続し、結果的に消費カロリーを増やすことができます。

空腹を感じる間食時 :「お腹が空いてドカ食いしそう」という時に小さじ1杯をスープやヨーグルトに。最新の研究でも、MCTオイルは満腹ホルモン(PYYやレプチン)の分泌を促し、その後の食事量を自然に減らす効果が示唆されています。

◇組み合わせ◇
MCTオイル単体よりも、相乗効果を狙える組み合わせを知り、一緒に摂りましょう。

+ カフェイン(コーヒー・緑茶)
カフェインには脂肪燃焼を助ける効果があるため、MCTオイルと合わせることでケトン体の生成がさらに促進されます。

+ タンパク質(プロテイン・卵)
スポーツ栄養学では、「MCTオイル×筋トレ」が注目されています。プロテインと一緒に摂ることで、筋肉の分解を防ぎつつ脂肪を燃やす「引き締まった体」を作りやすくなります。

+ 食物繊維(野菜・きのこ)
MCTオイルは腸の動きを活発にするため、食物繊維と一緒に摂ることで腸内環境が整い、便秘解消によるデトックス効果も期待できます。

効率重視なら「C8(カプリル酸)」の選択がおすすめです。
MCTオイルの主成分には「C8(カプリル酸)」と「C10(カプリン酸)」があり、「C8」の方がエネルギーに変わるスピードが速いことがわかっています。

C8 100%のオイル: 最も脂肪燃焼効率が高く、胃腸への負担も比較的少ない。
一般的なMCTオイル: C8とC10が混ざっている。安価で続けやすい。

より確実に「痩せやすさ」を実感したい場合は、成分表示を見て「C8(カプリル酸)」の含有量が高いものを選んでみてください。

【注意点】
いきなり大量に摂るとお腹を下します。
まずは1日5g(小さじ1)から始め、徐々に体を慣らしましょう。
サラダのドレッシング、コーヒーに入れるクリーム、お味噌汁の仕上げなど、「後がけ」で使いましょう。パンに塗るバターをMCTオイルに変えるだけでも効果的です。

糖質を完全にカットする必要はありませんが、
夕食の白米を半分にするなど、糖質を抑えることでMCTオイルによる脂肪燃焼効果(ケトーシス)が高まります。

MCTオイルは体重・脂肪を減らす傾向あり

MCTオイルについての研究は盛んに行われていて、どんどんアップデートされています。
栄養学ジャーナルでも、以下のような研究があります。

2008年に発表された同じ減量食プログラム中で体重・体脂肪の減少に効果的かどうかを比較しました

16週間にわたり、49名の体重過多男女を対象にランダムに
・MCTオイル群
・オリーブ油群 に割り振りました。
全員に 週1回のグループ減量カウンセリング が提供され、栄養教育や体重管理のアドバイスが行われています。
減量用のマフィンなどに油を混ぜて摂取(MCT or オリーブ油)し、1日の総エネルギーの約12%をこの油にして比較 ※MCT油は18〜24g/日、オリーブ油は同等カロリーで比較されました。
測定項目
体重・ウエスト寸法:毎週測定
体組成(脂肪量・筋肉量)、DXA(骨密度測定も可能な体組成計)CTスキャン(内臓脂肪と皮下脂肪の詳細な評価):開始時と16週目に測定
結果
16週間後、両グループとも減量し、総脂肪量、体幹(お腹周り)脂肪量、内臓脂肪面積は、全て MCTオイル群の方が低値 でした。
脂肪減少量: MCT群 約-2.23kg / オリーブ油群 -0.69kg
体重減少量: MCT群 -3.16kg / オリーブ油群 -1.41kg
筋肉量
CT分析では、終点の筋肉断面積はオリーブ油群の方がわずかに大きい傾向が出たものの、体重や脂肪の違いほど強い結果ではありませんでした。
MCTオイルを摂ったグループは、オリーブ油グループより、体重が平均で約1.6kg少ない、総脂肪量・内臓脂肪量も低いという結果が出ました。
「 MCTオイルだけで痩せる」わけではないが、同じ食事プログラム内で 脂肪の減り方が明らかに違う ことが示されています。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2874190/?utm_source Weight-loss diet that includes consumption of medium-chain triacylglycerol oil leads to a greater rate of weight and fat mass loss than does olive oil

まとめ

MCTオイルはあくまで「痩せる体を作るためのサポート」 です。

痩せない理由としては、カロリー管理不足・運動不足・摂取量・タイミングを考慮していないため
効果を引き出せていない可能性が高いです。

MCTオイルは確かに「脂肪の減り方を変える力」を持っていることが判っています。

少しの糖質制限がMCTオイルの脂肪燃焼スイッチをオンにします。
ドレッシングやバター、調理油の一部をMCTオイル(まずは小さじ1から)に置き換えて、
総カロリーを抑えたり、「朝のコーヒーに入れる」「運動前に摂る」など、ルーティン化することでケトン体質への移行がスムーズになります。

タイミングと置き換えを意識してMCTオイルの効果を感じてみてください🎶

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