最近、健康のために水を飲みましょう!と広く認識されるようになり
1日2ℓ以上のお水を飲む!
モデルさんやスタイルのいい人はお水をこまめに飲む
などよく「水を飲む」話題が取り上げられています。
特にダイエットでは、水分をたくさん摂ることを意識して
水は1日2ℓ飲む と意識されている方が多くみられます。
本記事では、
Q&A「水は1日2ℓ飲むのがいいの?」について、お答えしていきます。
水は人間に必要不可欠
水は体のあらゆる機能に関与し、生命維持に不可欠な要素です。
人間の体は約70%が水分でできているといわれています。
同じ人間でも生まれてすぐの赤ちゃんでは約80%で、子どもは約75%
年齢が進むにつれて体内の水分量は減少していきます。
身体の血液、リンパ液、消化液などの体内液体の主要成分は水です。
体内の水分は、栄養や酸素を運搬したり、体温の調節、老廃物を排出するなど
身体の機能を維持するのに、重要な働きをしています。
消化液や唾液など、消化・吸収にも水が必要です。
水は食物の分解と栄養素の吸収を助ける働きがあり、消化不良を防ぐことができます。
そのため、水分をしっかり摂ることは
身体の機能を正常に維持することができるため、十分な量の摂取が健康にいいと推奨されています。
水分に関して、「水でなければNGなの?」「お茶での代用は効かないの?」という点に関しては
水が一番効率がよい という点で捉えられています。
水は最も効果的な水分補給方法ですが、お茶でも代用は可能で、他の飲み物や食品からも水分を摂取できます。
しかし、緑茶やコーヒーなどカフェインが含まれている飲み物は、カフェインの利尿作用の働きによって、せっかくとった水分が体から抜けてしまいます。
その場合は、カフェインレスを用意しておけば、水分補給としての代替えも可能です。
もちろん、カフェインありでの水分補給の場合は、必要以上に水やお茶を飲むことが大切です。
一部の野菜は高水分含有量を持つため、サラダやスープなどを通じて水分補給ということも可能です。
総じて、カフェインレスのお茶やスープなど用意するのであれば、
お水が比較的すぐに入手できることや経済面からも、手っ取り早く水分補給できるため
「水」が推奨されています。
水分補給量
体内の水は、呼吸や血液として体内循環による代謝、尿や汗をかくことによって、
体外へ排出され、1日あたり、1.5~2ℓの水分量が排出さています。
もちろん、活動レベル、気温、体重、健康状態に合わせて水分摂取量は変わりますが
一般的には1.5~2ℓのため、同量の水分補給が推奨されています。
食事からも水分補給を行っています。
ご飯やサラダ、肉、魚、みそ汁、スープなどなど、ほとんどすべての食事には水分が含まれているので、3食の1日の食事から約500mlの水を補うことができるため
意識しての飲む、水分摂取は1.5ℓほどで、失われた水分を賄うことができます。
しかし、水分量が十分であることで、身体の機能が正常に働くため
代謝を促進させ痩せやすい身体を作るためには
1日の必要水分量(ml)=体重(kg)×35(ml)
の式が推奨されています。例)60(㎏)×35(ml)=2.1ℓ
トレーニングや運動をする日は汗をかき、筋肉の合成も促すため
必要以上に水分を補うこと +500mlは必要になります。
目標水分摂取量には個人差があるため、絶対2ℓではありませんが
平均的な数字として2ℓが挙げられています。
見落としがちですが、食事からの水分補給も欠かせません。
レタスやきゅうりなど水分を多く含む食材を取り入れたり、スープにして野菜丸ごと水と煮込み摂取することは、栄養素+水分補給がされるため、ダイエットにおすすめです♪
Q&A
「水は1日2ℓ飲むのがいいの?」という疑問点に対して
「水分補給は、身体の機能を維持するうえでも必要不可欠です。
健康を維持するために、一般的に2ℓが目安となっていますが、
運動したり汗をかく環境の場合は、2ℓ以上摂取しましょう。
十分な水分補給をすることで、血行循環や細胞や臓器の活性化による代謝が上がり
脂肪燃焼効果が期待できるため、ダイエットにも水分補給は重要です。
また、水分を多く含む食材のサラダやスープなど
食事バランスも意識することで、水分補給することができます。
水を推奨していますが、お茶やコーヒーなどでも代用可能です。
しかし、カフェインを含む飲み物は利尿作用があるため
水分を体外へ排出しやすいため、必要以上に水分補給を心がけましょう。
水分補給はこまめに取り入れることが大切です。
呼吸によって定期的に失われる水分や汗をかくことによっての失われた分は
1度に大量の水分補給ではなく、こまめに1日8回程度を理想に補給することが望ましいです。
特に以下の時間帯は意識してみましょう。
・起床後すぐ: 就寝中の失われた水分補給。起床時に飲むことで、胃腸を目覚めさせて代謝をあげやすくします。
・ごはんの前 : 空腹に水を飲むことで、血糖値の上昇を緩やかにし、多少の食欲を抑える効果が期待できます
・風呂の前後: 入浴でもしっかり汗をかくため、その後水分補給をして血液の巡りを良くしましょう
こまめに水分を意識して摂取することで
身体の循環が整い、代謝が向上しやすいため、ダイエット効果があがります。
ぜひ、取り入れてみてください(^^)